最低限入れておくべきプラグイン一覧
INDEX
プラグインをインストールする前に
はじめに、WordPressにインストールしておくべきプラグインとして
まとめてられているサイトはたくさんあるのですが、
すべてを鵜呑みにして何でもかんでも入れればいいというわけではありません。
プラグインは入れすぎるとサイトが重くなる原因になります。
また、プラグインを構成するプログラム同士が衝突しあって
サイト上に何かしらの不具合が表れることもあります。
プラグインは用途に合わせて必要なものだけ選りすぐって入れるものです。
特に初心者の方は、このプラグインは必要だと言われても
本当に全部必要なのか見分けが付かないと思います。
なので、ここでは「最低限」これだけ入れておくといいですよ~
というプラグインをご紹介します。
最初からインストールされているプラグイン
WordPressには初期状態で3つのプラグインがインストールされています。
Akismet
お問い合わせやコメントに来るスパムを排除してくれるプラグインです。
スパムの被害にあってからの利用でも間に合いますので
最初は有効化しなくてもかまいません。
Hello Dolly
管理画面に「Hello Dolly」という曲の歌詞を
ランダム表示する(謎の)プラグインです。
削除してかまいません( ̄▽ ̄;)
WP Multibyte Patch
マルチバイト文字(日本語文字)の使用によって発生する
文字化けなどの不具合を調整してくれるプラグインです。
このプラグインは有効化しておきましょう。
それでは以下からご自身でインストールしていただく
プラグインを紹介していきます。
All in One SEO Pack
SEO対策のための鉄板プラグインです。
「All in One SEO Pack」を導入すると記事や固定ページごとに
メタタグやメタキーワードを設定できるようになります。
本来なら、ページが検索結果に表示されると
以下のようにその記事タイトルと本文の抜粋が表示されます。
ここに表示される文字列を任意のものに変更できるので
検索結果用にキーワードを盛り込むことが可能です。
また、サイトそのもののタイトルや説明文(キャッチフレーズ)も
検索結果用に変更できます。
インストールすると勝手にSEO対策をしてくれて
勝手に検索結果の上位に表示されるのではありません。
メタ情報は自分で設定するのであくまでSEO対策は手動ということです。
Google XML Sitemaps
サイトの情報を検索エンジンに知らせるプラグインです。
「Google XML Sitemaps」を導入するとXMLサイトマップが生成され、
サイトの更新情報が検索エンジンにスムーズに伝わります。
サイトマップといいますと
サイト内の情報が一覧で表示されるページが思い浮かびますね。
検索エンジン用のサイトマップはXMLという形式で抽出される、
人間には少し分かりにくい仕様になっています。
以下のリンクから当サイトのXMLサイトマップが確認できます。
WPnaviのXML Sitemap
導入するだけで自動的にサイトの情報を取得してくれるので
特に作業は必要ありません。
XMLサイトマップの送信結果を確認したい場合は
Google ウェブマスターツールに登録する必要があります。
なお、XMLサイトマップは上記プラグイン「All in One SEO Pack」でも
生成可能ですがお手軽さで言うとこちらの方が簡単です。
PS Auto Sitemap
サイトマップを生成するプラグインです。
上記の「Google XML Sitemaps」は検索エンジン用でしたが
こちらはサイトを見る人用に作成するサイトマップで
設置しておくと訪問者さんにも親切です。
以下のリンクから当サイトのサイトマップが確認できます。
WPnaviのサイトマップ
このプラグインは急いで入れる必要はありませんが、
一度設定するとあとは投稿ページや固定ページが更新されるたび
自動で追加されていくので便利です。
AddQuicktag
HTMLタグを登録できるプラグインです。
「AddQuicktag」を導入するとテキストエディタに
よく使うHTMLタグなどを登録しておくことができるので
手打ちで入力する手間が省けます。
この機能はビジュアルエディタでも使えますが、
HTMLに詳しくないという方は
直感的に文字の装飾ができる以下のプラグインがおすすめです。
Ultimate TinyMCE
「Ultimate TinyMCE」を導入すると
ビジュアルエディタの装飾用アイコンを拡張できます。
Easy FancyBox
画像をその場でポップアップ表示させるプラグインです。
記事内に画像を挿入した場合、クリックで拡大しようとすると
別窓で表示されてしまうのが一般的なのですが
これは訪問者さんにとってもストレスになります。
「Easy FancyBox」を導入すると以下のように
その場で画像を拡大表示できます。
画像拡大系プラグインは多数ありますが
「Easy FancyBox」は個人的に表示がスムーズで使いやすいと思います。
Table of Contents Plus
記事に目次を表示するプラグインです。
「Table of Contents Plus」を導入すると記事内に以下のような
目次を表示させることができます。
このプラグインは<h1>から<h6>までの見出しタグを自動で認識して
目次に反映させています。
そのため必ず記事に見出しを設定する必要があります。
必須プラグインではありませんが、
記事の内容が最初にざっくり分かる点や
目次からリンクで読みたい項目に飛べるという点では
訪問者さんにも親切です。
Contact Form 7
お問い合わせフォームを作成するプラグインです。
「Contact Form 7」を導入するとお問い合わせフォームを簡単に作成できます。
お問い合わせフォーム作成系プラグインは多数ありますが
日本語化もされており最もメジャーで人気のプラグインです。
当サイトのお問い合わせフォームも「Contact Form 7」で作成しました。
Wpnaviのお問い合わせフォーム
多少カスタマイズを加えていますがそのままでも運用できます。
PuSHPress
検索エンジンへのインデックスを早めるプラグインです。
「PuSHPress」は記事を投稿したら即時に
検索エンジンにインデックス(登録)してくれるプラグインです。
GoogleとYahoo!に対応しています。
検索エンジンはインデックスの早い記事をオリジナルと見なします。
そのため、もしもあなたの書いた記事が誰かにコピーされた場合でも
このプラグインを使用していれば
サイトの評価が下がる心配はほぼ無いので安心です。
WP Social Bookmarking Light
ソーシャルボタンを設置するプラグインです。
「WP Social Bookmarking Light」を導入すると
記事内に以下のようなソーシャルボタンが設置できます。
テーマによっては元々SNS連携機能が備わっている場合もありますが
もし無ければ、ソーシャルボタンは集客・拡散には必須のツールなので
必ず導入しておきましょう。
なお、記事内ではなくサイドバーの横などに
ソーシャルボタンを固定して表示させるための方法を以下に掲載しています。
コピペで使える固定ソーシャルボタンBOX
BackWPup
WordPressのバックアップをとるプラグインです。
「BackWPup」を導入するとWordPressのファイル・データベースの
バックアップを保存することができます。
WordPressで不具合が起こると酷い時はサイトや管理画面に
アクセスできなくなる場合もあります。
こうなると復旧に時間が掛かり、難しい作業も必要になってきます。
訪問者さんにも迷惑が掛かってしまうので避けたいところですね。
テーマファイルの編集を行う場合やWordPressのアップグレード時など、
万が一のためにバックアップをとっておくと安心です。
あとがき!
他にも高速化プラグインやテーブル作成プラグイン、
レスポンシブ化プラグインなどあった方が便利なものもありますが
これらは必要だと感じた時に検討されると良いかと思います。
高速化プラグインなどはしっかりしたサーバーを使用していれば
それなりにサクサク動くものですので強いて無くても大丈夫です。
私はWPnaviを含めすべての運営サイトを
エックスサーバーで運用しています。
プラグインはあくまでWordPressの拡張機能です。
多過ぎるとサイトが重くなったり
プラグイン同士でケンカする場合もあるので注意してください。
それぞれのプラグインによって動作も容量も異なりますが、
目安として20個くらいまでならさほど影響しないと思います。
こんな機能が欲しいな~と思ったら
「WordPress プラグイン テーブル」という風に検索すると
結構見つかるものです(*^^*)
技術者さんに感謝ですね!
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